研究室では、主に社会科学的なアプローチから、情報セキュリティに関わるテーマに取り組んでいます。
「情報セキュリティ」という言葉からは、自然科学的な側面からのアプローチをイメージする方が多いと思います。
 しかし、「人が最大のセキュリティホール」という言葉に現れているように、情報セキュリティを考える上で「人」という側面を欠くことはできません。また、情報セキュリティ関連法規や知的財産制度などの法律的な側面も、情報セキュリティを考える上で必要な要素となります。
 林研究室では、このような視点から、よりセキュアな社会の構築を指向した研究を行っています。
 
    
 
 

 

 

担当教授:林 紘一郎

■プロフィール
 東京大学法学部卒業。日本電信電話公社(当時)入社後、NTTアメリカ社長(本社役員待遇)、Nextel社取締役などを歴任。慶応大学メディアコミュニケーション研究所所長を経て、2004年情報セキュリティ大学院大学副学長・教授に就任。2009年4月から2012年3月まで同大学学長。現在、同大学教授。

■主な研究分野・関心領域
・技術標準、知的財産、メディアのあり方などをめぐる法と経済学
・インターネットの自由と規律
・情報セキュリティ


■主な著作
・『著作権の法と経済学』(編著)勁草書房、2004年
・『情報メディア法』東大出版会、2005年
・『進化するネットワーキング』(湯川抗・田川義博氏と共著)NTT出版、2006年
・『情報社会の倫理と法』林紘一郎(監訳)中西輝夫(訳)NTT出版、2007年
・『倫理と法―情報社会のリテラシー』(矢野直明氏と共著)産業図書
、2008年
・『引用する
極意 引用される極意』(名和小太郎氏と共著)勁草書房、2009年
・『セキュリティ経営』(田川義博・浅井達雄氏と共著)頸草書房、2011年

 
 
     
   
※ 情報セキュリティ大学院大学 林研究室へのお問い合わせは、林研究室の中村宏一までメール(dgs084102★iisec.ac.jp)にてお願いいたします("★"は半角の"@"に置き換えて下さい)。