前著『ネットワーキングの経済学』を講義用の教科書として使っていくうちに 多くの不満を発見するとともに、新しい理論を取り入れる必要性を痛感した。そこでこれまでに検討してきた論点 をほぼ網羅して、実質第2版として改訂したもの。QWERTYの経済学やInformation Rulesとして後に有名になった論 点を、いち早く取り入れている点に特徴がある。(装幀/熊沢正人)