発表報告(島(CSS2019))

発表タイトル: XORベース秘密分散法の新しい証明法
感想
20 分枠に対して,15 分で発表した.聴講者は 50 人弱だった. 巡回行列を用いた行列の階数を検討するアプローチについて,着想から順に XOR ベースの手法と環の元の関連付けを説明した.
質疑
Q1
証明法ということだが,復元できることを述べているか.
A1
発表では,ランクの分析により復元できることを述べた旨を回答した.
Q2
攻撃の観点ではどうか.
A2
XOR 秘密分散法と Vandermonde 行列の関係,つまり Shamir の方式との紐づけが見えてきた. その紐づけにより,何らかの議論展開ができる可能性がある.