発表報告(森山(SCIS2010))
発表タイトル: Full securityを満たすspatial encryptionの提案
- 感想
- 発表練習は研究室のゼミで行ったものを含め3回程度であったが,実際の発表は15分のベルの時間が一致した.
かなり時間的にも十分な説明を行えたと思う.発表ではIBEの応用方式に関する研究動向やその周辺事情についての説明を多めにしておいた.
質疑応答の時間で質問されたのは3件.
- 質疑
- Q1
- 提案方式の中で、Delegationされた鍵からさらにDelegationはできるか?
- A1
- 該当スライドをみせ、Delegationの作業は複数回行えることを説明した。一度説明していたところだったため納得してもらえた。
- Q2
- Delegationは実際にどう行っているのか?
- A2
- スライドではmskからの直接的なDelegationしか見せていないが、実際には部分空間は行列とベクトルで表されるので、それらの関係からDelegationは可能であり予稿集を見ていただきたい、と返答。セッション後に再度質問を頂いたので補足説明を行った。
- Q3
- Anonimityは現在の方式は無いのか?
- A3
- 現在の方式はAnonimityを想定していない。安全性の定義としては既に元の論文でも定義されている。今後のfuture workの1つとして挙げられると思う。