発表報告(松岡(SCIS2008))
3E2-1 利用者発信情報を扱うWeb サービスにおける認証方式の実装
○松岡 浩平 (情報セキュリティ大学院大学 情報セキュリティ研究科),
土井 洋 (情報セキュリティ大学院大学 情報セキュリティ研究科)
- 発表内容
- SCIS2008において、「利用者が発信する情報を扱うWebサービスにおける認証
方式の実装」というタイトルで論文を発表した。従来のWebサービスでは、第
三者を経由して利用者発信情報を操作する場合に第三者へパスワードを渡す必
要があるが、提案方式ではトークンを用いることでパスワードを渡す必要をな
くすことができる。既存のシングルサインオンの方式を拡張することで実現可
能であること、それにより実装・導入が容易となることを示した。さらに、
Ruby on RailsとOpenIDをベースにした実装を行い、スクラッチで実装した場
合との規模を比較した。
- 質疑応答
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- 質問(座長の方より)
- 今回の比較でSSOを拡張する方式と独自方式の
両方の実装が揃ったので、独自方式を使っても
利用者としては変わらないのではないか。
- 回答
- 今回はRubyで実装したが、Webアプリケーションでは
様々な言語が使われる。他の言語での実装や維持を考えると、
規模が少ないことに利点がある。